2011年5月5日木曜日

メアリー・ブラック

CDを整理していて、古いCDをランダムに聴いていたところ、メアリー・ブラックの歌声がすごく心に残った。"No Frontiers" が有名だけど、"Columbus"や "Vanities"も素晴らしい。入手した当時(’90年頃と思うが)、そんな風に感じていなかったが、結構、力強い歌声だ。

2011年5月4日水曜日

ハーモニー

フィリップ・K・ディック賞を受賞したとのことで読んでみようと思い、読み始めたが、面白くて一気に読了。相当練り上げられた世界観の中でのストーリ展開だ。その世界観は現代社会の延長線上として十分ありうる未来社会なので、説得力がある。賞に値する作品である。調和の取れた社会は、個人が社会に組み込まれ、全体としてあらゆるリスクがコントロールされたシステムとなってしまうんだね。不気味かも。

2011年4月25日月曜日

James Blake

"Limit to Your Love"を、YouTubeで聴いて、James Blakeを気に入った。久しぶりに斬新さを感じる音楽に出会った。映像も画像もセンスよく、かっこよい。ピアノが印象的だ。かみさんには不気味だと言われましたが、Perfumeと似たようなもんだよ。やや軽快な"I Mind"が、お気に入りかな。

2011年4月23日土曜日

ダシール・ハメット

ミステリーはあまり読まないのだけれど、「血の収穫」、「ガラスの鍵」、そして本作「マルタの鷹」と、ダシール・ハメットを続けて読んだ。テンポがいいため話にどんどん引き込まれてしまった。どれも、名作だと思うが、個人的には「マルタの鷹」が好みかもしれない。会話場面での言葉のやり取りが、表情や動作の表現で持って臨場感を感じ取ることができる。

2011年3月5日土曜日

イーグルス

東京ドームに行ってきたよ。いやー、よかった。ティモシーもドンもグレンも素晴らしかったけど、とくにジョー・ウォルシュが張り切っていたかな。ステージからは相当遠かったけれど、映像とライトで楽しむことができた。曲目は、新旧、そしてソロの曲をうまく散りばめていた。もちろん、"Hotel California"や"One of These Nights"もさりげなく登場した。一番最近のアルバムからの"Frail Grasp on the Big Picture"では、ドン・ヘンリーのボーカルと、ジョー・ウォルシュのギターの掛け合いで盛り上がった。最後は、デストラーゼ、じゃない、デスぺラードで締めくくった。

夢の木坂分岐点

出版当時に購入して読んでいたけど、筒井康隆の小説を20数年ぶりに読みなおした。現実と虚構と夢が混じり合い、読んでて不思議な感覚だ。名前などの設定が微妙にずれていくので、なんか気持ちが悪いけれど、面白い。

2011年2月27日日曜日

グリーン

アレックス・ロイドはオーストラリアのちょっと太めなミュージシャン。日本ではあまり知られていないようだけど、彼の「グリーン」はドラマチックな名曲で、何度でも聴きたくなる。盛り上がり方が素晴らしい。アルバム"Watching Angels Mend"の2曲目に収められている。最近は、CDショップに行っても彼のCDは棚に置いていないな。